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ホームインスペクター(住宅診断士)とは?難易度などを解説

ホームインスペクターとは?
どのような資格なの???

今、中古住宅を購入するときに、ホームインスペクター(住宅診断士)の診断を受ける方が増えてきているようです。住宅を診断するホームインスペクターとはどのような資格なのでしょうか?

1.ホームインスペクターとは?

建物の診断をしてくれるスペシャリスト?是非相談したいクマ!


建物を売買するときに、「中立な立場で、建物診断をしてくれる人がいれば助かるのに…」という方が多いでしょう。建物を売買するときなどに、建物の診断をしてくれるスペシャリストがホームインスペクターなのです。
たとえば、中古住宅を購入するときや売却するときに気がかりなことはありませんか?商品を売買するときには、ある程度、商品知識を持ったもの同士で契約するのが一般的でしょう。しかし、住宅の売買のケースに商品である建物について、どれくらいの知識があるのでしょうか?
建物が購入後どの程度使用することができるか理解して買っていますか?また、売却した建物に後日トラブルが発生する心配はないのでしょうか?高価な商品を扱うわりには知識が曖昧です。その曖昧な部分を解消してくれるのがホームインスペクションのシステムになります。

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2.ホームインスペクションの項目

どういうところを調べてくれるクマか???


ホームインスペクターがチェックするのは、どのような項目になるのでしょうか?具体的なホームインスペクションの審査項目についてご紹介します。

2-1.外回りの状態
外回りの状態としては、基礎・外壁仕上げ・屋根・軒裏・雨樋・外部金物等・バルコニー・外部階段について、目視により劣化状態を診断するのです。場合によっては、機材を使用する詳細診断もあります。

2-2.室内の状態
室内の状態としては、壁や柱および梁のうち屋内に面する部分・床・天井・階段・サッシ・ドア・シャッター・雨戸等について、劣化状態を診断します。

2-3.床下の状態
床下の状態としては、土台および床組・基礎および床下面・束について、劣化状態を診断します。

2-4.小屋裏・天井裏の状態
小屋裏・天井裏の状態としては、梁・桁・小屋組・野地板・各階間の天井裏・下屋小屋裏について、劣化状態を診断します。

2-5.設備の状態
設備の状態としては、給水設備・給湯設備・排水設備・換気設備について劣化状態を診断します。

3.ホームインスペクションを受ける具体的なメリット

購入側だけでなく売却側にもメリットがあるクマよ!


建物を売買するときにホームインスペクションを受ける具体的なメリットについて解説します。購入する側のメリットと売却する側のメリットにわけてご紹介しましょう。

・購入する側のメリット
専門家のチェックにより、欠陥住宅のような購入に不向きな物件を手にすることを避けられます。住宅とは高価な買い物なので、不具合な物件は購入しないに越したことはありません。購入後のトラブルを避けるために購入という入り口の部分でシャットアウトできるのです。
建物を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスがポイントになります。特に中古物件の場合、メンテナンスが重要です。いつ頃メンテナンスが必要か、また、費用がどれくらい必要かなどについて確認できます。
ホームインスペクターは専門知識に基づいて診断するため、売主側に対して根拠のある説明ができ、修繕などの対応を求めやすくなります。また、ホームインスペクターは中立な立場で診断するため、売主側との関係が損なわれることも少ないでしょう。

・売却する側のメリット
中古物件購入時に不安を感じる原因とされる住宅の状態について、ホームインスペクションにより診断状況がオープンにされている物件は、購入者も安心して買うことができるでしょう。
不動産の売買には瑕疵担保責任という、売主が欠陥のある物件を売却した場合、買主から責任を追及される制度があります。このような売却後の買主とのトラブルを事前に防ぐことができるのです。

4.ホームインスペクター資格を取得するためには?

合格者の多くが建築士や宅建士などの資格所有者みたいクマ!


実務経験は、特になし??
資格の取り方は???

現在、中古住宅の販売促進は、国の施策でもあり注目を浴びています。つまり、中古住宅の販売やリフォームという市場は拡大することが予想されるでしょう。ホームインスペクターの役割も今後重要になってくるのではないでしょうか?そこで、資格の取得方法についてご紹介します。

・2016年度JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)
資格試験要領

この試験は、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI)が中古住宅の状態を診断するために必要な知識・検査方法・報告書作成・ホームインスペクターの振る舞いなどにつき一定のレベルにあるかどうかを問うものです。
実務経験などの受験資格は、特に必要ありません。年齢・性別・学歴に関係なく受験することができます。しかし、試験に合格して協会に登録する場合には欠格事由に該当しないことが必要です。
出題方法は、90分の択一式試験です。具体的には、50問を四肢択一で解くマークシート方式の試験になります。受験料は、14,000円(税込)で、試験会場として、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡と全国7会場で実施されます。
学習方法としては、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会で作成している「ホームインスペクター資格試験テキスト」が主要参考図書となります。合格率は、20~30%です。
宅地建物取引業法の改正のため、宅建業者に対して「住宅診断に関する説明義務」が盛り込まれたので受験者が増加傾向にあるようです。難易度としては、合格者の多くが建築士や宅建士などの資格所有者であることから、建築関連の基礎知識は必要かと思われます。

・合格後の手続は?
ホームインスペクター試験合格後には、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会に登録することができます。登録可能期間は、合格発表から2年以内です。また、登録には欠格事由に該当していないという制限があります。
登録により、「ホームインスペクションを業として行う場合」のメリットとして、ホームインスペクションを受けることを希望する方が、ホームインスペクターを探すときに利用する、協会の「ホームインスペクター検索」に掲載されます。
その他にも、請負業者賠償責任保険への団体加入・セミナー参加・協会ロゴマークの使用などのサービスが受けられます。なお、登録費用として、入会金13,000円・年会費18,000円です。
また、「ホームインスペクションを業として行わない場合」も登録することにより、セミナー参加・協会ロゴマークの使用などのサービスの提供が受けられます。登録費用は、入会金13,000円・年会費12,000円です。

欧米では、ホームインスペクションを受けることが一般的です。中古住宅の再利用を考えるときに、住宅診断の必要性は今後ますます需要が増えると思われます。資格としての将来性は有望といえるのではないでしょうか?

 

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このページでわからない点があれば教えて下さい、不動産一括査定牧場のFPが確認後回答致します。


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